人生にはネガティブ(に見える)出来事が必ず起きます。
でも、それをただネガティブな出来事としてとらえ続けている限り
そこから出ることはできません。
物事には必ずネガティブとポジティブの両方の側面があるために
ネガティブな側面にフォーカスしすぎると
ポジティブな面を見えなくしてしまいます。
そして、ネガティブを見続ける限り
ネガティブスパイラルへと陥ってしまうのです。
泣きっ面に蜂とはまさにこの状況なのです。
つまりこういうことです。
嫌なことが起る
↓
嫌な気分になる(ふさぎ込む、イライラする、怒る)
↓
その気分と同じ状況を引き寄せる
↓
更に嫌な気分になる
これを繰り返すことによって
もうポジティブな面を見ようとする気力さ失ってしまうのです。
そうなる前に、小さなネガティブに見える出来事に
ポジティブな面を探す練習をしてみるのです。
私に起った出来事を例にとってみます。
つい先日、地面に氷が張っていることに気づかずに
その上を歩いてしまい、思いっきり滑って転んでしまいました。
めちゃめちゃ痛かったです。
一瞬骨が折れたかと思いましたが、
立ち上がって歩くことができたので、
そのままバスに乗って学校へ行きました。
私はその時にどう思ったかというと
・ とりあえず、骨が折れていないようで良かった。
・ 頭を打たなくて良かった。
・ 歩けて良かった。
・ 痛みがないことは、どんなに有難いことなんだろう!
(今は痛いので、今まで痛くなかったことが
どれほど有難かったか痛感した)
・ 普通に学校へ行けることがどれほどありがたかったか。
こんな感じの事を思いました。
そして、今順調に回復しています。
もし私が転んだことに対して
いつまでもネガティブに思い続けていたら
例えば
・ 痛い!どうして私がこんな目に遭わないといけないんだ!
・ お尻が痛し、座るときもしゃがむときも不便で仕方ない!
・ 腕が痛くて曲げられない。歯磨きも洗面もやりにくくて仕方ない!
恐らく順調に回復しないどころか
別の嫌な出来事に遭うかもしれません。
若いころの私はとてもネガティブで
ネガティブなできごとを
ネガティブとしかとらえていなかったために
ありとあらゆる病気やけがを引き寄せてしまいました。
本当にそのことを当時知りたかったです。
引き寄せの法則は
とにかく自分の人生で実践してみないことには
身につきません。
ただ本を読んだり、人から話を聞くだけでは
身につかないのです。
それがいわゆる引き寄せ難民といわれている所以です。
因みに、ここノルウェーでは多くの人が
冬の時期に滑って転んで骨折してます。
私のクラスメート(12~15人)のうち
すでに滑って骨折した人は2人います。
骨折率めちゃ高いです。
骨折しなかっただけでも
ありがたいことなのです。