知っていることと、理解していることには、
大きな違いがあります。
知っているということは
暗記していることと似ています。
前後の脈絡なしでも、知ることはできますが、
理解は全体をのみこめたときにようやく起こります。
ですから、知っている時にはできなかったことが
理解したときには、容易にできるようになるのです。
これは、英語にもあてはまります。
単語を知っているだけでは、どのように使うかが分かりません。
でも、単語を含めた文章まるごとを理解していれば
どういう時にその単語を使うのかが分かります。
それは、同じ単語でも文章によって意味が変わることがありますし
品詞によって、単語を置く順番がかわるからです。
それでは、理解を深めるにはどうしたらよいのでしょうか?
それは、何度も繰り返すことです。
新しいことを始めるのであれば、
試行錯誤をくり返すことですし
知識を深めたいのであれば
本や参考書を何度も読み込むことです。
1度では分からなかったことが
何度も読むうちに立体的に分かるようになります。
「なんだ、そんなこと。」
と思われるかも知れませんが
そんなことができないでいるので
何も達成できないのです。
初めはみんな能力に大差はないのです。
成功者は陰でものすごい努力をしています
(当人は努力と感じていないかも知れませんが)
どれだけやったか。
それがその後の人生を変えるのです。