大人になると、色々な経験から
純粋さが失われていきます。
それ故、欲しいものに対して
純粋な欲求ができなくなってしまうのですね。
つまり、その裏に恐れを含むようになるのです。
「これがどうしても欲しい」
「どうしても〇〇歳までに結婚したい」
「お金持ちになりたい」
「この病気を治したい」
この強い欲求こそが、そのものを遠ざけることにつながるのです。
それは、強く思うほど、「今の現状に無い」
と言う裏返しを経験することになるからです。
私は病気を治すことに執着しすぎていたので
その現状(病気が治らない=病気を持ち続ける)
を経験し続けていたと気づきました。
病気を治したい!!!
↓
病気を治したいという経験をする=病気の状態
↓
病気を治したい
↓
病気を治したいという経験をする=病気の状態
この悪循環から抜け出すには、
ふわっとした感覚が必要になります。
つまり執着を手放すということです。
一番いいのは何か夢中になることを見つけて
病気の事をすっかり忘れること。
とは言っても、20数年私はできなかったのですから
それが簡単だとは言いません。
執着をすてることは、
大人になるほど簡単なことではなくなるのですね。
でも、私の経験上、新しい病気が発生すると、
必ずそれ以前の病気や症状は
なくなっているのです。
つまり、新しい病気にフォーカスしているうちに忘れているのです。
それならば、病気ではなく違うこと、
できれば楽しいことにフォーカスできれば、
同じことを起こすことが可能だということになります。
私はこれで、潰瘍性大腸炎を自力で快癒させました。