誰にでも突然「降ってわいたような」
不幸やトラブルがおこることがありますよね。
そんな時
「どうして私が?」
「私は何も悪くないのに」
と思いますよね。
果たして本当にそうでしょうか?
「自分は何も悪い事はしてないのに」
なぜ自分だけにこんなことが起こったの?
でも、それは実は
宇宙があなたに「感謝がたりてませんよ」
と知らせてくれているのかもしれません。
人は人生が順調に進んでいるときほど
感謝を忘れがちです。
つい、全てが自分の努力の成果だと
独りよがりになってしまうのです。
本当はその陰でお世話になった人たちや
目に見えない存在のサポートがあったはずなのです。
どんなことでも、
あなた一人の力だけでできることはありません。
たとえば、
あなたが飲食店を経営していたとして
お客さんが来てくれたから、
あなたのお店は繁盛したのです。
また、あなたのお店を選んできてくれたお客さんに
感謝するのは当然ですが
食材を届けてくれた取引先の会社や
食材を作ってくれたメーカーがあってこそ
あなたの会社は成り立っているのです。
「うちがその商品を使ってやっているんだ」
という気持ちで商売をしていると
そのうち「宇宙からのお知らせがきます」
その時、あなたは
「なぜ私のお店が?」
「あんなにいいサービスを提供していたのに?」
「何も悪いことなどなかったはず」
と思うでしょう。
でも、あなたはすでに感謝の心を失っていたのです。
ですから、宇宙はもっとひどくなる前に、
もっとあなたが独りよがりになる前に、
まだとりもどせる段階で
あなたに「トラブル」や「不幸」という形で
ありがたくも知らせてくれるのです。
人はトラブルや不幸が自分の身に降りかかって
初めて自分と同じ目にあった人たちのことを
思いやれます。
健康一辺倒の人は
病気で苦しんでいる人のことを
心からおもやることはできません。
お年寄りの気持ちは若い人には分かりません。
でも、だんだん年をとるにつれて
ようやくその気持ちが分かるようになるのです。
なぜなら、自分も老化して、物忘れがおおくなったり
体も若い時のように動いてくれなくなるからです。
ですから、「不幸やトラブル」にあうことは
宇宙からのありがたいお知らせだと気づくことができれば
悪い事ではないのです。
それどころか、気づくことさえできれば
あなたはもう過去の
「感謝を忘れた」あなたではなくなるので
同じ「不幸やトラブル」にあうことはありません。
でも、それに気づかないまま
感謝の気持ちを忘れていると
次々にそれらの「トラブルや不幸」が
あなたにやってきます。
宇宙はまるで
「これだけ教えているのにまだ気づかないの?」
と言っているようです。
ですから、最近トラブルが多くて・・・なんて
思っている人は、是非ともこのことを思い出して下さい。
最近感謝を忘れていませんでしたか?
表立って助けてくれている人だけではなく
影で助けてくれている人にも
思いを馳せていますか?
感謝は時にとらえどころがなく
つい忘れてしまいがちです。
いつでも思い出せるように
感謝ノートをつけるのもいいでしょう。
それが面倒な場合は
眠る前の習慣として
その日どんな些細なことでも構わないので
ありがたかったことを思い出して下さい。
ご飯がおいしくたべられた。
ありがたい。
朝目が覚めた
ありがたい。
本が読めた
ありがたい。
家族と一緒に過ごせた
ありがたい。
今日一日どこも痛い所がなかった
ありがたい。
これらのことは当然のことと思いがちですが
それができなかった人たちもいるのです。
あなたは常に多くのことに恵まれています。
そのことにどうか気づいてくださいね。