毎日いい気分で過ごすことができれば
あなたは引き寄せをマスターしたことになります。
毎瞬毎瞬いい気分ですごすことが
一番大切な基本だからです。
それでは、いい気分でいるためには
どうしたらいいのでしょうか?
それは
「期待をしないこと」です。
たいてい人が不満感じる時というのは
自分の期待通りにならなかったときです。
例えば
あなたは彼(彼女)と日曜日に会って
どこかへ行きたいと思いました。
そして、いつも週末は会っているし
日曜日なのだからきっと彼(彼女)も
予定をあけていてくれていると思います。
「あのレストランでランチをしたいな~」とか
「あのお店でショッピングしたいな~」なんて
想像をふくらませました。
そして、彼(彼女)を誘ったら
その日は用事があって会えないと言われました。
さて、その返事を受けてあなたはどう感じましたか?
あっさりと「そう、それなら仕方ないね」と
何の感情のゆれもなく受け入れることができますか?
きっと多くの人はこの彼(彼女)の返事に対して
不満をもったと思います。
え~何でよ!
用事って何よ!
でも、冷静にこの状況を見て下さい。
あなたが勝手に期待したことで
あなたが勝手に不満を感じたのです。
逆に言うと、あなたが期待しなければ
不満を感じることはなかったのです。
あなたは彼と会う約束をしたわけではありません。
ただ、あなたが「あのレストランに行きたい」
「あのお店でショッピングしたい」
と期待をしただけです。
つまり自分で期待値を上げて
そうならなかったために、期待値が下がって
それが不満になったということです。
もう一つ例を挙げますと
あなたは子供に東大に入ってもらいたいと思いました。
そして、子供の成績はたしかに東大レベルにありました。
でも、試験には受かりませんでした。
この場合、あなたは
「また来年頑張ればいいよ」
と笑顔で励ますことができますか?
きっとあなたは残念(不満)に感じたことでしょう。
でも、あなたの子供が東大レベルにあるだけでも
本当は十分すぎるのではありませんか?
期待値を上げれば上げるほど
それが得られなかったときの
不満は大きくなります。
つまり、期待をしなければ
不満を感じなくても済むのです。
不満を感じないという事は
一日の大半をいい気分で過ごせるということにつながります。
不満以外にもネガティブな感情になりやすいのが
不安や悩みですが
不安や悩みから解放される方法については
過去の記事でお伝えしていますので
そちらをご覧くださいね。
もちろん、日常生活で全く
「期待しない」ということは
難しいと思います。
ですから、自分自身が
「これは私が期待している」と
気づいていることが大切なのです。
そうすれば、期待通りにならなかったときに
それをコントロールすることができます。
なぜなら、自分が期待していたことを知っているからです。
もう一つの方法としては
期待しすぎないということです。
これは引き寄せの法則に通じることでもありますが
期待しすぎるとかえってその望みから遠のいてしまうのです。
つまり、
強い期待の裏側にはそうならなかった時の恐れがあるので
結局は強い期待の逆の側面を強化してしまうのです。
人はなかなかものごとのポジティブな面だけに
フォーカスすることができません。
例えば
30歳までに絶対に結婚したい!
と強く願えば願うほど
30歳までに結婚できなかったらどうしよう
という不安の側面も強化してしまうのです。
ものごとには両極面があります。
なので、逆の側面を強化しないためにも
期待は「ふわっと」
そして忘れてしまうくらいの程度がちょうど良いのです。
こういう考え方も実は訓練で身についていきます。
考え方って実は長年かかって形成された「癖」なのです。
だから、何度も何度も自分に教えて
考え方の癖をなおしていけば
毎日よい気分でいられるようになります。
そして、ある時ふと
ワクワクとミラクルに満ちた人生を
歩んでいることに気づきますよ ^^