もう、こんな現実はイヤ!
私の人生を変えたい!
誰もが人生で一度はこんなふうに
思ったことがあるとおもいます。
え?一度もない?
それはおめでとうございます。
あなたは、あなたの思うような
人生を歩んでいらっしゃるのですね。
それでは、そうではない方へ・・・
「人は現実のすべてが見えるわけではなく、
多くの人は見たいと思う現実しか見ない」
こう言われたらどう思いますか?
「え!そんなわけないでしょう!
それなら私は、もっと幸せな方を見るはず」
「私がこんな現実をみるはずがない!」
こんな声が聞こえてきそうですね。
人は放っておくと
ネガティブな考えに偏りがちなのだそうです。
それは生きるための防衛反応として役に立ついっぽう、
チャンスをつかむ行動をはばんでしまうのです。
大昔であれば、その防衛反応は
動物や敵、災害などから身を守るために
大いに役立ったでしょうが、
今はあふれる情報の中で
ネガティブなことばかりに反応してしまい
世の中をネガティブな世界として見てしまうのです。
そして、そんな風に見ている自分の
ものの見方の「くせ」を自覚せずに
なげいてばかりいるのです。
自転車に乗っていて
「あ!電柱にぶつかりそう!」と
電柱に目を向けた瞬間
やっぱりぶつかった。
という経験はありませんか?
人は自分の見ている方向へ進むのです。
考え方も、ものの見方も同じで、
同じ状況でもそのネガティブな面をみるのと
ポジティブな面を見るのとでは
気持ちが全然違ってきます。
例えは、手術を受ける前に医師から
「99%は成功します」
と言われるのと
「1%は失敗します」
と言われるのとどちらがいいですか?
もし、後者の「1%は失敗します」
だけをいわれたら
ものすごく怖くないですか?
でも、前者の「99%は成功します」
を言われたら、何だか成功しそうな気がしませんか?
これはどのくらいの割合かにかぎらず、
自分がどちらの面を見るかで
気持ちが大きく変わり、
気持ちが変わったことで、
現実にも影響を与えるのです。
人の意識は目に見えないけれど
エネルギーを発しているからなのです。
これをふまえた上で、
「見たいものを見ている」というのは
ネガティブな面を見るクセ
ネガティに考えるクセ
が現実をネガティブにしている
ということなのです。
ということは、そのクセを変えるために
ポジティブな面を見るクセをつける
必要があるということになりますよね。
逆に、何も考えていないと
ネガティブに流され
自分では意識していないかもしれませんが
ネガティブな面を意図的に選んでしまいがちなのです。
何だかややこしくなってきたかもしれませんので
まとめますと
ポジティブな現実にしたいのなら、
ポジティブ(自分にとって都合の良い)な面を
見る、考える、思う、
クセづけをする。
ということです。
簡単なようで難しい?
難しいようで簡単?
これもあなたがどちらを選ぶかによりますね (^^